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HCJ2019に業務用洗剤メーカー各社が出展

 日本能率協会と宿泊・飲食業界8団体が主催するホテル・レストラン向け展示会「HCJ2019」(第47回国際ホテル・レストランショー、第40回フード・ケータリングショー、第19回厨房設備機器展)が2月19~22日に東京ビッグサイトで開催された。4日間に6万7,171名が来場した中、業務用洗剤メーカー各社が出展した。
 エコラボは、食洗機の洗浄状態を見える化できる最新システムを紹介した。洗浄やすすぎの温度、洗剤やリンス剤の使用状況、交換時期などのデータを専用機器を使って常時見える化し、必要な対応まで教えてくれる。33カ国の言語に対応し、同時2カ国語でのアウトプットにも対応している。また、昨年発売した食洗機用洗浄剤「ソリッド ウルトラ」では、無リンタイプやアルミ食器に対応したメタルプロタイプも合わせて紹介した。
 サラヤは、最適な手洗い設備を提案するとともに、ルーム用ヘアケア、ボディソープ「ラシュヴェール」の新商品を紹介した。「ラシュヴェール」は、緑の休息をコンセプトにしたブランドで、ほぼ植物性由来の原料を使用し、生分解性に優れているほか、日本のおもてなしが感じられる和モダンなデザインを採用している。
 シーバイエスは、HACCP制度化支援ソリューション「HACCP Teck」を中心に提案した。クラウドを活用したHACCP記録票システムや食器データモニタリングシステム等を提供できる。また、清掃管理システム「Clean Care View」は、管理者が現場にいなくても、各清掃箇所の清掃進捗状況がモニターを通じてひと目で判別できるサービスで、確実な実行と人手不足を両立するシステムとなっている。駅コンコースの清掃などを皮切りに採用が進んでいるという。
 ライオンハイジーンは、HACCPサポートサービスやeラーニング管理教育システムなどのHACCP関連サービスに重点を置き、HACCP制度化とそれに対応した衛生管理を迫られる飲食店等に向けて、HACCP導入を支援する同社独自のソリューションを会場セミナーを交えて提案した。また、ハンドソープなどサニテーション製品の紹介も行った。