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味の素が春季新製品で新たな需要を創造へ

 味の素グループは1月10日、品川プリンスホテルで「2019年春季新製品説明会」を開催し、森島千佳執行役員が春季新製品の概要を説明した。
 2018年4~9月のGDPと家計最終消費支出が前年同期比101%で推移する中、同社販売も101%と同様の動きをみせている。森島部長は「2018年度上期は、特に『Cook Do』のシリーズが好調に推移した。加えて、新製品もオントップで乗っている」と述べた。
 19年春季新製品では、電子レンジ調理専用調味料として「かけてチン♪温菜おかず」を発売。同商品は、本格調味料、香味野菜など揃えるのに手間のかかる素材を一本にまとめ、電子レンジ調理に最適な配合にした野菜のおかず用液体調味料である。好みの野菜にかけて、短時間電子レンジで加熱するだけで、野菜の栄養を逃さずに、野菜本来のおいしさを最大限に引き出した温かい野菜のおかずが作れる。
 有職主婦は、深夜に副菜を作り置きし、栄養バランスを図っている。そこで、レンジ調理を活用して、時短・簡便を実現しながら、野菜の副菜を提案する。