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味の素が平成25年3月期決算説明記者会見を開催
 経常利益・純利益は過去最高

 味の素は5月8日、東京・中央区の同本社において平成25年3月期本決算説明記者会見を開催した。連結業績は、売上高1兆1,724億4,200万円(前年比97.9%)、営業利益712億3,200万円(同98.1%)、経常利益771億6,700万円(同101.6%)、当期純利益483億7,300万円(同115.9%)となり、経常利益、純利益は過去最高益に達した。売上高は、海外食品やバイオ・ファインで増収も、カルピス社株式売却の影響により248億円の減収となった。営業利益はバイオ・ファイン、国内食品で増益も、医療事業の減益などにより13億円の減益となった。
 経常利益は持分法投資利益の増加および為替差益の計上などにより、前期を12億円上回り、平成17年3月期以来の過去最高益となった。また、厚生年金基金の代行返上益およびカルピス社の株式売却益などを特別利益として計上する一方、事業構造改革に伴う医薬品製造販売設備などの減損損失およびフランスにおける甘味料製造設備などの減損損失を特別損失として計上した結果、純利益は前期を上回り、過去最高益を記録した。