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全油連が研修会を開催

 全国油脂事業協同組合連合会(全油連)は10月23~24日、東京・浅草の浅草ビューホテルで毎年恒例の研修会を開催した。
 当日は、「油脂事情について」(三菱商事農水産本部油脂ユニットの杉本浩司氏)、「廃棄物の適正な処理及び業界からの暴力団排除について」(環境省産業廃棄物課の菊澤信夫課長補佐)、「収集運搬業務から考える、業界の課題と『共に創る』これから」(テスコ環境推進部の佐藤賢治部長)、「食品産業をめぐる情勢について」(農林水産省食品製造卸売課の吉田豊課長補佐)などの講演が行われたほか、業界の直面する課題や将来像について活発に討論した。
 討論では、排出業者への対応、価格変動、廃油の用途、発生量など様々な課題が指摘されたが、その中でBDF事業者との競合については、排出業者から信頼を得るために「産業廃棄物の収集・運搬の許可を得ていることをアピールする必要がある」といった意見がみられた。