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味の素が次世代植物性飲料「マンカイ」を発売

 味の素は7月27日、東京・丸の内の東京ステーションホテルで「ベジタブルドリンク新製品と新素材戦略の発表会」を開催した。
 冒頭、西井孝明社長が「最先端素材で切り開く食と健康の課題解決」をテーマに挨拶した。同社グループは、持続可能なたんぱく質源の探索・開発と生産供給システムの構築、日常の食生活に良質なたんぱく質・ビタミンミネラルを手軽に摂取できる製品の提供に取り組んでおり、2017年に葉野菜マンカイを生産するイスラエルのベンチャー企業Hinoman社に出資し、日本国内のほか、米国、タイ、ブラジルでの販売権を取得。今回の「マンカイは、この第一号の製品になり、日本で発売する」と西井社長。マンカイは、まずは日本でBtoC向けで発売し、市場を展開する。「日本のグリーンチャージ市場のシェア6~7%(50億円)を2025年に獲得し、その後、冷凍食品、スープに応用する。タイ、ブラジル、米国での製品展開をHinoman社と協働で展開していく」という方針を西井社長は示した。
 「マンカイ」の特長については①世界最小の葉野菜から誕生した次世代ベジタブルドリンク②たんぱく質などの60種類の栄養素が凝縮、1日の1/3の野菜が摂れる③環境への負荷が少ないサステナブルな原料──などが挙げられる。発売日は7月30日。価格は30本入りで4,500円。通販サイト限定で販売を開始した。