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IOCがコンファレンスを開催

関係者らの実務レベルでの情報交換が実現

 IOC(インターナショナル・オリーブ・カウンシル)は12月19日、東京・千代田区のパレスホテルにおいて「日本および世界のオリーブオイルの現状と展開動向」に関するコンファレンスを開催した。
IOCはスペイン・マドリードに本部を置くオリーブの栽培・生産の保護と開発のため国際連合によって1959年に設立された政府間機関で、オリーブ業界における唯一の世界的な機関である。今回のコンファレンスは、IOCが近年の日本におけるオリーブオイルの需要拡大とIOC認証ラボの拡大意向を踏まえて、業界の代表としての日本植物油協会と、地域の代表としての小豆島、日本政府の代表としての農水省、輸入業者の代表としての油糧輸出入協議会等と実務レベルでの情報交換と情報共有を図ることを目的として開催されたものだ。コンファレンスにはIOC関係者が来日し、生産国の大使館関係者も出席、日本側からは、日本植物油協会、農水省、油糧輸出入協議会、生産者、オリーブオイル普及議員連盟などの関係者が出席した。