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ケンコーマヨネーズがグループ総合フェアを開催

 ケンコーマヨネーズは年に一度、東京・大阪の各会場において、同社の商品を使用したメニュー提案や商談会を行うグループ総合フェアを開催している。今年は東京で10月18~19日、大阪で11月14~15日の日程で「KENKO ACTION 2018 “for”」を開催した。東京はベルサール高田馬場を会場とし、開会前にメディア向け説明会を実施した。

 メディア向け説明会では始めに、炭井孝志代表取締役社長が挨拶に立ち、昨今の国内環境や食を取り巻く環境について触れたうえで「調理の簡便性、健康志向、高付加価値など、市場のニーズやトレンドに合わせた商品を開発し、当社の特徴である、各業態のお客様に対するきめ細やかな対応を行う分野別・業態別対策をより一層強化していきたい。今回の展示会も例年通り、分野別・業態別の当社独自の提案をより一層具現化したものにしている」などと総合フェアについて紹介した。

 続いて、常務執行役員で商品本部の塩谷正樹本部長がグループ総合フェアの概要について説明した。
 今回のグループ総合フェアでは、メインコーナーを“THE にっぽんのサラダ”とし、インバウンド需要などが高まる中、日本の知恵、文化、誇りに着目したサラダ料理を提案した。
 また、販売強化商品は、今年4月に稼働を開始したダイエットクック白老工場製の素材系冷凍ポテトと、9月新発売のチルドポテト、並びに静岡富士山工場製の厚焼き卵などの「惣菜亭」シリーズとした。秋冬新商品としては、「トリプルバランス ノンオイル 和柑橘」、「バターマヨソース」など7品を紹介した。
 注力業態は中食で、同社の惣菜量販に向けた分野別提案と関係会社がコラボし、魅せるメニューを提案するコーナー“中食のアシタ”を設けた。関係会社が提供する加熱水蒸気オーブン商品によるおいしさを体感できるコーナーとなった。
 さらに、コミュニケーションの取り組みとして、東京会場ではサラダとパンの講習会を実施し、来場者の満足度向上を図った。