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キユーピーが塩でサラダを楽しむ新提案

 キユーピーは2月6日、同社渋谷オフィスにおいて「2018年春家庭用商品新シリーズ試食説明会」を開催した。
 同社は今年、わが国で初めてドレッシングを発売して60周年を迎える。その春の家庭用新商品として、「キユーピー サラダソルト」シリーズ3品、キユーピードレッシング「緑キャップ」シリーズから「マンゴードレッシング」、「金キャップ」シリーズから「深煎りごまドレッシング ピリ辛テイスト」を新発売した。試食説明会では、“塩でスタイリッシュに楽しむサラダの新提案”と銘打って、一押しの新シリーズ「キユーピー サラダソルト」を中心に開発背景などを説明した。

 はじめに、家庭用本部調味料部の猿渡守部長が登壇し、ドレッシングが初めて発売された当初のことなどを振り返った。また2018年については、「ドレッシング60周年ということで、もう一度原点の野菜に向き合い、野菜の素朴な味を味わっていただく、そんなことをキーワードにして昨年発売した『緑キャップ』シリーズ。これは、油や素材のおいしさ以上に、香りやシンプルな味でサラダを食べていただく。それからもう一つ、今年新たに、『キユーピー サラダソルト』3品を、野菜をシンプルに、塩で、野菜のおいしさとともに食べてもらうところに挑戦していく。これは、ドレッシング、そしてサラダの広がりを、新たにぐっと広げて、野菜を食べていただく機会をお客様に増やしていただきたい、そんな願いから発売になった」などと説明した。

 新シリーズ「キユーピー サラダソルト」は、「野菜本来の味をいかす“新調味料”」として提案する。
 塩の設計にこだわっており、先にくるうま味に「ドイツ産岩塩」のまろやかな味、後味にすっきりした塩味の「海水塩」を使用し、塩のブレンドが織りなす味の深さを表現した。また、野菜に馴染みやすいようにドイツ産岩塩はあえて“顆粒状”に加工した。
 ラインナップには、野菜との相性とターゲット層の好意度が高いかんきつ系、ハーブ系、そして、家庭の食卓への登場頻度で伸長が続いているアジアン系を選定し、「レモン&オレンジMIX」「バジル&オレガノMIX」「パクチー&レモングラスMIX」の3品を揃える。
 オリーブオイルとの相性も良いため、店頭でのコラボ提案も検討しているという。