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アメリカ穀物協会が米国産DDGSのセミナーを開催

 アメリカ穀物協会は11月6日、東京・港区のホテルオークラ東京において「米国産ソルガムとDDGSに関するセミナー」を2部構成で開催した。DDGSセミナーでは、グローバルトレードマネージャーのアルバロ・コルデロ氏が、「世界と米国─エタノール&DDGS─生産、需要、および貿易見通し」と題して講演し、エタノールとDDGSの生産量、輸出状況、価格推移などについて説明した。

 コルデロ氏は、「現在の米国内におけるエタノール生産は、工場の数はすでに216ヵ所で、生産量は150億ガロン超。この数字からアメリカが過去最大量のトウモロコシ由来のエタノール生産をすでに実現していることがわかる。そこで、その余剰分をどのように捌いていくか答えを見出さなければならず、国外市場への輸出に目を向けることが必要となっている」などと述べ、輸出への高い意欲を示した。