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花王が化粧品事業改革第3弾「est」リステージ

 花王は、百貨店ブランドの「est(エスト)」から、SOFINA(ソフィーナ)最先端技術を結集した基本ケアライン、化粧水「エスト ザ ローション」、乳液「エスト ザ エマルジョン」、日中用乳液「エスト ザ プロテクション」(レフィル含め、計18品)を9月9日に新発売する。

 発売に先立ち、6月13日に東京・港区のザ・リッツカールトン東京において、「est」新製品発表会を開催した。発表会では、同社化粧品事業ユニットソフィーナ事業グループの原洋子ブランドマネジャーが登壇し、今回のブランドリニューアルについて説明した。

 花王は現在、ソフィーナの事業改革を推進しており、一昨年の秋には第一弾として、ソフィーナ改革の象徴とも言える新ブランド「ソフィーナiP」を発売。続く昨秋には、ソフィーナの中核となるスキンケアブランド「ソフィーナボーテ」「ソフィーナグレース」を刷新した。
 そしてこの秋、ソフィーナ改革第3弾として、新生エストが誕生する。ソフィーナ最先端の技術を採用し、ソフィーナが目指す科学性、独自性を牽引する役割を担うブランドへと生まれ変わる。

 新製品「エスト ザ ローション」について原ブランドマネジャーは、「ソフィーナが30年以上にわたって進めてきた、保水研究の結晶がここにある。激しい乾燥と、高い塩濃度という、極めて過酷な地であるエジプト砂漠の塩湖の中でも生き続ける、極限環境生物が生み出す成分エクトイン。その成分に秘められたパワーと、独自の保水研究とを融合し開発に成功した“高持続ケラチン保水処方”、これをソフィーナ最先端の保水技術として採用した」などと説明した。
 お手入れは、1stステップの土台美容液の後に化粧水を使用し、乳液までの3ステップで、肌本来の持つ美しさを目覚めさせ、最高の肌状態へと導く。

 百貨店の「エスト」カウンターでは、「“est”essence of SOFINA technology」を掲出し、ソフィーナ最先端技術を「エスト」に導入していくメッセージを込めた。「エスト」は今秋の基本ケアを皮切りに、各カテゴリーの刷新を随時進めていく。