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ボタニカルニュートリション研究会がDHAセミナー

 ボタニカルニュートリション研究会は2月16日、東京・八重洲のベルサール八重洲においてマスコミセミナー「ボタニカルニュートリション研究会マスコミセミナー サステナブルな未来を築く、ボタニカルDHAの可能性~ボタニカルDHA研究報告~」を開催した。
 同研究会は、世界の人々が豊かな食生活を送るため、ライフサイエンスに基づいて環境負担の低いサステナブルな、栄養素の研究や取り組みに関する情報発信などを行うために発足した。
 当日は、甲南大学理工学部生物学科の本多大輔教授が「ラビリンチュラ類と系統分類と海洋生体系における役割について」というテーマで基調講演を行ったほか、DSMニュートリションジャパンの水野慎一郎氏が「サステナビリティな考え方と取り組み事例」、DSMニュートリションプロダクツチャイナのチャン・ウェイゴ・ニュートリションサイエンス&アドボカシーレィレクターがボタニカルDHAの臨床試験に基づいた有用性、について紹介した。
 本多教授は、講演の中で「ラビリンチュラ類は、厳密には藻類とは言えないが、ストラノメノバイルに位置する藻類と近縁なので、微細藻の仲間である」と述べた。
 また、ラビリンチュラ類は、DHAやスクワレンなどの油を蓄積できる生物で、石油を作る藻類として、世界で注目を集めていることを紹介した。