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モンテールが糖質を考えた「スイーツプラン」から新商品

 洋生菓子を製造・販売するモンテールは、緩やかな糖質制限(ロカボ)で提唱される、糖質量10g以下のロカボスイーツ「スイーツプラン」の新商品発売に合わせ、3月2日から3日間、代官山T-SITE GARDEN GALLERYにおいて「Sweets Plan Cafe - Happy 10 minutes -」をオープンした。それに先立ち3月1日、ゲストに関根麻里さんとぺえさんを迎えてオープンイベントを開催した。

 モンテールは、素材本来の味を引き出す丁寧な製法にこだわり、食品衛生法のおよそ300倍も厳しい自社基準を設け、保存料や添加物を極力減らしたやさしい商品作りを行っている。現在は牛乳や卵などの生産地に近い3つの産地直結型工場から全国に、一日およそ90万食のスイーツを毎日届けている。
 イベントでは、はじめに同社の企画開発部商品企画の上総壮介氏が登壇し、「スイーツプラン」開発の背景や新商品の特長を紹介した。同品は、健康志向が高まる中でも笑顔を作るスイーツを多くの人に食べてもらいたいという想いで開発がスタートし、食・楽・健康協会理事長の山田悟氏が提唱するロカボを重要なコンセプトとして取り上げた。ロカボでは、一食当たりの糖質量を20g以上40g以下、それとは別に、嗜好品から一日10gと、一日130g以内に糖質を抑えて食べる食事法を提唱している。
 上総氏は「スイーツプラン」が特においしさにこだわっていることを強調し、開発に非常に時間がかかったことなどを振り返った。数えきれないほどの試作を繰り返しスイーツプランのために作られたカスタードと、特殊製法の小麦ブランを絶妙なバランスで組み合わせることで、おいしくてやさしい商品が完成した。
 新発売の「糖質を考えたプチ贅沢ガトーショコラ」と、「糖質を考えたプチ贅沢ブラウニーロール」2品は、健康効果で人気の高いチョコレートをテーマにしている。「ガトーショコラ」は、糖質を考えた専用のチョコレートに加えて、濃厚な味わいにするためのカカオ風味豊かなチョコレートを配合している。「ブラウニーロール」は、クリームには北海道産生クリームを贅沢に使用し、生地には食物繊維を絶妙なバランスで配合することで、濃厚かつしっとりした味わいの生地に仕立てた。さらに、糖質の少ないくるみをアクセントに加えることで、食感も楽しめる。トークセッションでは、ゲストの2名から「おいしい」「濃厚」などの絶賛の声が挙がった。
 期間限定カフェでは、ドリンクチケット(100円)の購入で楽しめる10分間のスイーツビュッフェや、普段のおやつ・食事の糖質量を測定できる糖質体験コーナーなど様々なコーナーを設け、ロカボスイーツの普及を図った。