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日本畜産副産物協会が「第18回定時総会」を開催

 日本畜産副産物協会は6月10日、東京・大田区の大森等級REIホテルで「第18回定時総会」を開催した。
 総会では、山口葵会長が挨拶に立ち「私が会長に就任して1年が経過したが、畜産副産物業界を取り巻く環境は、必ずしも順調に推移しているとは思えない。こうした中にあって、副生物業界においては、何よりも、と畜頭数の減少が最大の悩みとなっている。また、原皮業界にとっては、世界経済が危機感を強める中にあって、原皮の海外需要の低迷が深刻な問題となっている。さらに、レンダリング業界ではBSE対策の見直し等によって牛由来の肉骨粉が養魚洋飼料に利用できるようになり、大いに期待したところであるが、なかなかユーザーの理解が得られず、思うように販売することができない。このような状況の中で、当協会では畜産物業界が一致団結して、わが国の畜産業界の発展に努めたい」と語った。