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太田油脂が新包装工場の竣工式を開催

 太田油脂は2014年11月13日、岡崎工場(愛知県岡崎市)内に完成した新包装工場の竣工式を開催した。
 これまで岡崎工場内の3ヵ所に分散していた包装工場(充填工場)を集約し、工場隣接地に取得した土地に約10億円を投じて新設したもの。2013年9月に竣工し、14年11月から稼働を開始した。
 竣工式の中で、太田健介社長が挨拶し、「2012年に約40年ぶりに新包装工場建設に向けたプロジェクトを発足し、三菱エンジニアリングをはじめ多くの施工業者の協力、そして新あいち創業立地補助金に認定され、本日竣工することができた。この新しい包装工場のポイントは3つある。1点目は、4gのパウチ包装から180kgのドラムまで充填が可能な小容量化。2点目は150アイテムを超える油の種類のブレンド対応ができる多品種化。3つ目がフードディフェンスおよび生産性を高め、スピーディな対応が可能な短納期化。少量・多品種・短納期の3つを実現した。当社は、日本国内の少子化、高齢化、グローバルにおける多様化などこれからのニーズのトレンドに対して、しっかりと対応可能とすることで、包装事業を発展していきたい。安全・安心、環境に配慮し地域経済の発展と雇用の創出に尽力し、社会活動に貢献していく」と語った。