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全日本菓子協会が第29回通常総会を開催

 全日本菓子協会は6月12日、東京・港区の浜松町東京會舘において第29回通常総会を開催した。
 今年は改選期ではないが、団体会員の役員交代にともない、大窪幹夫氏(全国菓子工業組合連合会理事長)と平塚正幸氏(日本チョコレート工業協同組合理事長)が新たに副会長に就任した。また常務理事には新たに岩崎光家氏(日本チューインガム協会顧問)、戸名厚氏(全日本菓子工業協同組合連合会副理事長)、平野清巳氏(日本チョコレート・ココア協会専務理事)、本田泰夫氏((全日本菓子協会前事務局長)が就任した。
 総会後の懇親会で川村和夫会長は「菓子業界もアベノミクスの景気回復の波に乗り遅れないことが、今年の協会の目標。菓子の需要喚起キャンペーンを今年も実施するが、その中で“お菓子で元気になろう!”というテーマがある。お菓子が元気になれば、恐らく日本経済も子供たちも、皆さんが元気になってくれるのではないか。お菓子が元気になれば、日本が元気になるのを目標に活動を進めていきたい」と挨拶した。
 平成26年度の事業計画では、1)消費税引き上げへの対応、2)原料対策、3)貿易問題への対応、4)菓子需要喚起対策への取組み、5)資源・環境問題への対応、6)食品表示の適正化・衛生問題への対応、7)商取引慣行問題への対応、8)全国菓子大博覧会への対応、9)流通情報システムの整備、10)研究助成、11)情報提供活動の強化を実施していく。