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日清オイリオグループの芋川専務が上期の営業概況を報告
「ヘルシーベジオイル」が前年の2倍の伸び

日清オイリオグループは10月2日、東京・茅場町の本社で「2013年歳暮期日清オイリオギフト」発表会を開催した。冒頭に芋川文男代表取締役専務執行役員が食用油の営業概況を報告した。
 家庭用市場の動向について、芋川専務は「4~8月は物量で前年比101.8%、金額で同104.1%と、質、量ともに前年を上回る堅調な推移となっている」と語った。
 同社の家庭用の販売については、「適正価格での販売による値頃感の引き上げと、需要喚起を図る仕掛けによる市場の活性化に取り組んだ。その結果、健康オイル、ゴマ油、オリーブ油といった付加価値の高カテゴリーでは、市場を上回る伸びを確保した。春にリニューアルした、『ヘルシーベジオイル』については、前年の2倍近い大きな伸びとなった。しかしながら、適正価格での販売に取り組んだ結果、汎用油はトータルでも前年を下回り、トータルでも前年の数字を若干割り込む形で上期は着地した」と報告した。
 (詳細は、油脂「11月号」にて掲載)