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全日本菓子協会、新会長に明治の川村社長が就任

 全日本菓子協会は6月10日、東京・港区の浜松町東京會舘において第28回通常総会を開催した。役員の改選では、新会長に川村和夫氏(明治社長)が就任、森永剛太氏前会長(森永製菓会長)は最高顧問に就任した。また、副会長には新井徹氏(森永製菓常務)が新たに就任した。新常務理事には、酒井均氏(日本チョコレート工業協同組合)、山本領氏(全国菓子工業組合連合会)が、新理事には清水洋史氏(日本チョコレート・ココア協会)、関根義彦氏(全国和菓子協会)、田村日出男氏(全国菓子工業組合連合会)が就任した。
 川村会長は総会後の懇親会冒頭挨拶で「菓子業界発展のために精一杯努力していきたい」と述べ、業界が抱える課題として「消費税対応、原料対策、容器包装、取引慣行の改善の問題、いずれをとっても非常に緊急度の高い課題で身が引き締まる。着実にひとつひとつの課題に取り組んでいく。課題山積だが、この難局を逆にピンチをチャンスに替えて乗り越えていく」と語った。