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日本石鹸洗剤工業組合が第53回通常総会を開催
 合成洗剤では粉末から液体への移行が続く

 日本石鹸洗剤工業組合は5月27日、東京・千代田区の銀行倶楽部において第53回通常総会を開催した。
 瀧山謙理事長は冒頭の挨拶の中で、「景気回復で高級品は売れるかもしれないが、われわれの業界が取り扱っているのは日用品であり、状況を慎重に見極めていく必要がある。日用品は必要以上に使われることが少なく、他の製品価格が上がることでむしろ価格を抑えたいと思う消費者もいるかもしれない。そういった面を含めて、組合内での交流を深め、協力していきたい」と述べた。
 また、本年度の基本方針として、組合企業の経営基盤強化とデフレからの早期脱却に必要とする情報収集、環境保全、省資源・省エネルギー化などを挙げた。