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ボーソー油脂が25年3月期の決算報告会を開催
ナタネの採算悪化で営業・経常損失に

 ボーソー油脂は5月13日、東京・八重洲の冨士屋ホテルにおいて平成25年3月期の決算報告会を開催した。同社の3月期連結決算は、売上高192億900万円(前期比98.1%)、営業損失5,300万円、経常損失6,400万円、当期純損失6,100万円の減収減益だった。
 減収減益の一番の要因は、原料のナタネの価格が右肩上がりで上昇し、価格転嫁が十分進まなかったことが挙げられる。今期は価格是正を進めることで、売上高は210億円、営業利益2億3,000万円、経常利益2億4,000万円、当期純利益1億3,000万円の黒字化をめざす。
 記者会見の中で、価格改定の進捗状況について、垂水龍介社長は、「需給バランスが一番問題である。時期が来れば需要家のご理解を頂ける」という認識を示した。