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ライオンが歯と口の健康週間でプロモーション
ハミガキは中・高価格帯の商品が成長

 ライオンは5月7日、両国事業所において、オーラルケアの合同記者会見を開催した。当日は、オーラルケア事業部の平山嘉隆氏がオーラルケアの市場動向と「歯と口の健康週間」(旧称「歯の衛生週間」)のプロモーションについて報告した。
 同社によると、2012年におけるわが国のオーラルケア市場は、前年比101.0%の約2,071億円で成長が続いている。その内訳は、ハミガキ766億円、ハブラシ437億円、義歯関連品266億円、洗口剤251億円、デンタル用品130億円、歯槽膿漏関連品81億円、オーラルケアフーズ73億円、電動ハブラシ55億円、口中清涼剤14億円と推定される。特に市場規模が大きいハミガキの成長が市場全体を牽引しているという。
 ハミガキでは、「低価格帯(250円未満)が若干縮小傾向にある中で、中価格帯(250円~497円)、高価格帯(498円以上)に売上がシフトしている」(平山氏)という傾向がみられる。
 こうした市場環境の中でライオンは、「歯と口の健康週間」において、歯磨きの回数増加の促進、ハブラシの取り換え促進、デンタルリンスの使用促進、デンタル用品の使用促進という4つのオーラルケア習慣の啓発を行っていく。