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界面工が第63回定時総会を開催

 日本界面活性剤工業会は4月24日、東京・千代田区の東京會舘において第63回定時総会を開催した。
 総会後の懇親会で竹本元泰会長は「経済産業省の統計を見ると、平成24年度の全界面活性剤の生産数量は93万4,000トンで前年比98%、出荷数量は76万8,000トンで前年比97%、出荷金額は2,151億円で前年比98%と前年をやや下回った数量・金額となった。平成25年度は、景気回復の兆し、復興需要の着実な増加、円高傾向の緩和などのフォローウインドもあるが、原料、燃料、電力の価格の上昇など、引き続き厳しい状況が続くことも予想されている」との見解を示した。
 また、今期の工業会の重点活動方針について、1)国内外の化学物質管理制度への確実な対応、2)、安全の確保への取り組み、3)情報収集の強化と情報の効率的な発信を挙げた。
 なお、副会長にはミヨシ油脂の横溝修取締役常務執行役員に加えて、新たに花王の根来昌一執行役員ケミカル事業ユニット長が就任した。