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日清オイリオグループが政策説明会を開催

 日清オイリオグループは2月17日、東京・芝公園の東京プリンスホテル東京で「日清オイリオグループ政策説明会」を開催した。
 これは、量販店を中心とした、同社の主要取引先を対象に営業政策の取り組みの説明や提案を行うもので、当日は全国から約100社300人が参加した。
 冒頭に芋川文男代表取締役専務執行役員が「これからの時代は、量的な伸びが望めない。物的な充足が満たされ、生活者の購買意識や選択感が益々厳しくなっており、質を重視し、本質的な価値を求め追求する消費行動に変わってくると強く感じている。私どもは本年、質や求める価値に適切にお応えし、市場、生活者、消費者、お取組み企業から継続的に支持される提案を行っていきたい」などと挨拶した。
 その後、流通ジャーナリストの緒方知行氏が、「~東日本大震災のもとで実証された有事に強い店の力と企業力の源泉~さらに劣化が予想されるビジネス環境下で真の顧客支持力と競争優位を具現化する五大条件」というテーマで講演した。
 展示会場では、家庭用食用油売り場、惣菜デリカ売り場、加工食品売り場、インストアベーカリー売り場というテーマ別に同社の主要製品や新製品を中心に説明を行った。家庭用食用油売り場向けでは、オリーブオイルを活用したメニュー提案やコラボ企画をアピールした。
 
 

芋川文男専務