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豊国製油が創立60周年を迎える
「和 而不流」の書を記念品に

ヒマシ油の大手メーカー、大阪・八尾市の豊国製油(今川和明社長)は昭和26(1951)年11月25日に設立され、このほど創立60周年を迎えた。同社では創立60周年記念として、社員や取引先、あるいはこれまで関わった多くの人に感謝の気持ちを表すため、大安寺貫主の河野良文氏による揮毫(写真)を贈呈することとした。「和」を大きく中心に置き、和の大切さを強調している。今川社長の名前の1字でもある。しかし「和ばかりが強調されて付和雷同になってはつまらない」という、河野貫主の考えから“而不流”を加えて「和して流れず」とした。
 大安寺は奈良の南都七大寺として知られているが、最近では別名“がん封じの寺”といわれ、全国からがんの治癒を願って、多くの人が訪れている。